ミッドウィンターのチェッカー

ミッドウィンターのコンラン卿デザインの中では、チェッカーが一番好きです。
この柄は、デビッド・ホワイトヘッドというテキスタイルブランドのためにデザインしたファブリックをもとに、1957年に発表された作品です。ファブリックのデザインには赤と紫色が使われていて、だいぶイメージが違いますが、テーブルウエアはシックにおさえたかったのでしょう。グレーとうぐいす色で渋くアレンジしています。さすがコンラン卿!
さて、下の画像。右上はコンラン・ショップのカタログの1ページです。敷かれているマットはなんとチェッカー。残念ながらこれは参考商品のようで、スペックは書かれていませんでした。ぼくはコンラン・ショップへ行く度にこのマットが売っていないかなぁと探すのですが、商品化はされていないようです。しかし、先日ティータオルを発見(左下)。できれば赤一色ではなくて、チェッカーと同じ色での商品化を望みます。
そして最後が右下、ぼくの家のトイレの扉。築35年の下町の家に、チェッカーによく似たモダン・デザインが存在していました。50年前というと大昔に感じますが、35年前の15年前と考えれば、そう遠くない気がしますね。自分だけでしょうか。